1980年代、まだティーン・エイジャーだった管理人は、小学生の頃から定番となっていた、土曜日と日曜日の夜に放映されるアメリカン・ドラマに夢中でした。日曜日などは、今でも放送が続いている「日曜洋画劇場」の裏番組に当たるにもかかわらず、学校の同じクラスの友達たちも、結構みんな見ているものでした。
そういう時間帯に放映されたドラマの中には、最近キャメロン・ディアスを主役に配してリメイクされた「チャーリーズ・エンジェル」や、つい2003年に劇場公開されたばかりにもかかわらず、早くも撮り直し作品がまずまずの興行的成功を収めた「インクレディブル・ハルク(当時のタイトルは、超人ハルク)」などがあります。最近は、この時間帯に放映されていた作品からのリメイクが多数公開となっているので、少年時代を「スクリーン」や「ロードショー」といった洋画雑誌を買って眺めていた管理人にとって、とても嬉しい状況が続いています。だいぶ遅くなりましたが、ついこのあいだtv放映されていた劇場版「チャーリーズ・エンジェル」を見て楽しみました。つい去年までは何年か施設暮らしが続いていたので、映画をまともに見れるようになったのも、この一年あまりのことなんです。どうしても字幕を追うのはつらいので、今はこういうのんびりとした時間も、大切にしたいと思っています。 そんな中、この秋からの全米TVドラマであの「ナイトライダー」が復活したというニュースを知って、とても心が躍りました。 九死に一生を得て復活したマイケル・ナイトことナイトライダーが、正義のために「ナイト財団」のバック・アップを受けながら、各地を旅して犯罪やいろいろな問題に立ち向かうストーリーは、当時にあっても、半分ロードムービー的な要素もあり、リアル・ヒーロー・アクション的でもありという、なかなか斬新なコンセプトでした。 そのマイケルの相棒となるのが、人間ではなく、AIを搭載されたポンティアック・トランザムのカスタム・カー/通称「K.I.T.T.」で、人間差ながらにしゃべり、マイケルが乗っていなくても自動走行して目的地に行ったり、ピンチに駆けつけたり、数マイル先の道路状況やいろいろな情報をカーTVに表示したりするのが、当時少年だった私たちのハートをガッチリと捕らえていました。 また当時、一番日本で容易に見かけることができたアメ車もファイアーバード・トランザムだったので、そういうことも手伝って、より親近感を覚えたのかもしれません。 この作品後、ナイト2000こと「K.I.T.T.」のAIの作動している様子をマネした、左右に赤い光が点滅しながら揺れ動くLEDをフロントノーズにマウントした車が時々見かけるようになったのは、とても楽しい思い出でした。 今度のリメイク作品は、かつてのトランザムは、もう生産中止とのことで、ムスタングになってしまうらしく、その辺が残念といえば残念ですが、また新しい車ということもあって楽しみでもあります。今度はなんと、状況に合わせてトラックなどの別の車両にトランスフォームするというから、一体どんな作品なのか、今から胸を弾ませてとても楽しみにしています。 当時のブリスター台紙がまだ残っていましたので、掲載します。 さて、前置きはこれくらいにしまして、本日ご紹介のおもちゃは、このブログ初となるマテル社製ミニカー「ホットウィール」です。そのうちの2台は、たしか、2001年か2002年に、バンダイとの合弁事業で発売された「キャラウィール」のものです。 このシリーズは、この2台のように映画関連アイテムだけにとどまらず、日本のヒーロー戦隊ものや特撮ヒーローもの、アニメ作品の搭乗ビークルなど多数のラインナップがあったのですが、残念なことに途中で打ち切りとなってしまいました。販売当時は、「ハイパーホビー」誌にバンダイの開発担当者の方が現在開発中の新アイテムを紹介するコーナーがあったので毎号楽しみにしていたのですが、こちらも同時に終了となってしまいました。その後、この商品はトイザらスで投売りとなり、その1,2年後にマテル社は1度会社更生法の適用となりました。 アイテムは、「ナイトライダー」の「K.I.T.T.」と映画バック・トゥ・ザ・フューチャー に登場した「デロリアン」。「ナイトライダー」の復活記念というわけです。実は、1980年代の「ナイトライダー」フィギュアも調べましたところ、なんとこれも3 3/4インチ・サイズだったのですが、あまり似ていなくてカッコ悪かったので購入しませんでした。画像だけでもと思い、探したのですが、どこに保存したのかわからなくなってしまいました。今度のTVシリーズの商品がトイ・シリーズになったときは、大いに期待したいと思っています。 さて、ミニカーの話に戻りますが、管理人は、ミニカーを全部で11台しか持っていません。それは、このシリーズに大変な魅力を感じてしまっているからで、意識して購入意欲を抑えています。ホットウィールは、1台1台がとても個性的で、コンセプト・カーなども数多く立体化しているので、見ているだけでも楽しくて、その世界に引き込まれそうになります。値段も手ごろなので、いつもつい、手が伸びてしまいそうになるのですが、何もかも手を広げるわけには行かないのでジッと我慢の子です。いつか、 「K.I.T.T.」と「デロリアン」を専用コースで走らせて見たいというのも管理人の一つの夢になってしまっています。 そんな魅力的なミニカー・コレクションをを合わせてちょっとだけ紹介します。 Greased Lightnig F1なのかホットロッドなのかわからない車です。 XS-IVE 6輪のランドクルーザーで、後部のキャビン・ブロックは、垂直方向360度回転できるようになっています。 SCREAMIN' HAULERTM ( SKULL &CROSSBONES SERIES 2001 まるでクラッシック・カーのようなフロントのタイヤハウスに、F1のような単座のシート、その両脇にせり出したエンジンの気筒、にもかかわらずカーゴ・デッキという気違いじみたマシンで、管理人の一番のお気に入りです。 関連記事 2008年版「ナイトライダー」ついに放映!黒のムスタングからミサイルが! アメリカ・ネットワークは、先週から秋の新番組のシーズンに突入している。脚本家ストライキ以来、休みとなっていた人気番組並びに新番組が、10月の後半にかけて次々とお茶の間にデビューする期間となっている。 そんな中、最近注目を集めているのは、1980年代初頭から4年間続いた人気アクション・テレビドラマ「ナイトライダー」のカムバックだ。 今では世界的に大人気のデヴィッド・ハッセルホフだが、彼が人気を博すきっかけの番組となったのが「ナイトライダー」。 言葉の話せるスーパーカーのKITTが、主人公の相棒になって悪者をやっつけていくというストーリーが人気を博し、計80話を超える放映数につながった。 さて、ときは流れて2008年。今回始まった新しい「ナイトライダー」に登場するKITTは、トランザムから、黒のムスタングへと変ぼうを遂げた(ちなみにトランザムはもう生産されていない)。主人公の名前はマイケル、KITTもおしゃべりができるスポーツカーというところまではオリジナルと同じだが、ほかの部分は新しい世代のファンに向けてガラリと様相を変えており、全体のイメージ的にはテレビゲームの「ファスト アンド フューリアス」と映画『トランスフォーマー』を足して2で割ったような内容だ。改造された新型ムスタングのKITTは、人間と話したり悪者にミサイルをぶち込むだけにとどまらず、何と『トランスフォーマー』のオートボットばりに、状況に応じてトラックになったり装甲車になったりすることができるのだ。これに加えて、KITTの声優がヴァル・キルマーときたらコワイものなしである。 新生マイケルを演じるのは、一般にはまだなじみがないジャスティン・ブルーニング。かげりがあり、軍役中に記憶喪失にかかったイラク戦争帰還兵という設定になっている。マイケルの失われた記憶に、ストーリーの大きなカギがあるようだが、ディアンナ・ルッソ演じるヒロインのサラも何かカギを握っているようだ。イラク戦争前のマイケルと恋人だったばかりか、KITTを製造した会社の社長の娘でもあるのだ。社長を演じるのは、映画『X‐メン』でおなじみの性格俳優ブルース・デイヴィソン。何やら彼も黒幕的な感じがするのだが、結論はこれからのお楽しみといったところだ。 華やかに幕を開けた2008年版「ナイトライダー」だが、同日同時間帯の視聴率争いでは残念ながら第3位に終わった。これからも続々と新番組や人気番組が戻ってくるこの激しいシーズンに、新生「ナイトライダー」がどれだけ視聴率を獲得していけるかに注目が集まっている。 10月1日16時20分配信 シネマトゥデイの記事より
by microtoys
| 2008-10-14 16:11
| ムービー・キャラクター
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